■プロ野球 交流戦 西武 0-4 DeNA(15日・ベルーナドーム)

DeNAは西武に今季5度目の完封勝利を飾り、連勝を6に伸ばした。試合は2回表に6番・山本祐大(25)の第1号ソロ本塁打で先制。3回表にも1点を加えると5回表には2番・度会隆輝(21)に5試合連続となる適時打が飛び出し3ー0と突き放した。さらに7回表、3番・オースティン(32)の適時打で4点目を加えた。投げては先発・東克樹(28)が今季初の完投完封。森敬斗(22)は3安打猛打賞を記録した。

前日の試合では度会が4試合連続の適時打を記録するなど西武とのカード初戦を制し今季初の5連勝を飾った。この試合の先発・東克樹(28)はここまで負けは無く、防御率2.34と安定した数字を残している。

打線は1回、西武の先発・髙橋光成(27)に対し先頭の蝦名達夫(26)が一邪飛、2番・度会は左飛に。3番・オースティン(32)は遊ゴロに打ち取られ三者凡退に。

その裏、東の立ち上がりは先頭の山野辺翔(30)を右飛、2番・児玉亮涼(25)を一ゴロ、3番・鈴木将平(26)を投ゴロに打ち取り無失点。

2回表、2死走者無しから6番・山本がレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打を放ち先制点を挙げた。

さらに3回表には1死から9番・森が左安打、1番・蝦名にも左安打が飛び出し1死一、三塁と追加点のチャンスを作ると迎えた2番・度会の打球をサードを守る児玉がフィルダースチョイス、2ー0とリードを広げた。

中盤に入った5回表、無死走者無しから9番・森が左安打で出塁、悪送球の間に二塁を陥れ好機を作った。途中出場の1番・桑原将志(30)の一ゴロも走者を進めると2番・度会にセンターへの適時打が飛び出し3ー0と追加点を加えた。

終盤に入り7回表、西武の3番手・中村祐太(28)に対し、先頭の1番・桑原がセンターフェンス直撃の二塁打が飛び出すと1死二塁から3番・オースティンがレフトへの適時打を放ち4点目を加えた。

東は9回7安打無失点に抑え完投完封。打線を援護し今季5度目の完封勝利を演出、DeNAは6連勝となった。

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