サッカー日本代表のワールドカップ2次予選、シリア戦がEピースでまもなくキックオフを迎えます。スタジアムの中にいる野川キャスターお願いします。

【中継:野川アナ@エディオンピースウイング広島】
はい。スタジアムの中、ピッチからお送りして行きます。
もう何とも言えない独特な雰囲気が漂っています。場内すでにお客さんも入っているという状況ですが、午後4時10分に開場しました。その瞬間ここにいたんですが、もう待ちきれないよという形で、サムライブルーのユニホームに身を包んだサポーターの皆さんが笑顔で場内に入ってきました。高揚感にスタジアムが包まれています。

そして、場内を見ますと、応援席の上にさまざまな横断幕があります。「森保日本、さあ行こうぜ、世界一へ」と。さらに右には、サンフレッチェカラーの森保監督の横断幕もあります。非常に圧倒的なホーム感で、これから試合開始を迎えようという時間になってきています。

さて、改めてご紹介します。
午後7時10分キックオフ予定です。2026年ワールドカップアジア2次予選最終戦のシリア戦が、これからこのエディオンピースウイング広島で行われます。
この最終予選で日本はB組に入りました。日本のほかにはシリア、ミャンマー、北朝鮮が入っているグループです。日本は前節6日のミャンマー戦は5対0で快勝しました。
これで最終予選5戦全勝。すでに1位での予選突破を決めています。きょうの試合は全勝をかけた1戦になります。そういった意味でも大事な戦いです。

さて、広島では実に20年ぶりの日本代表の試合になります。もちろん、この今年2月に開場したエディオンピースウイング広島では初めての代表戦になるわけですが、チームは3日前に広島に入りました。昨日10日にエディオンピースウイング広島で練習をしています。今年2月に完成したこの新スタジアムの雰囲気に、久保建英選手も「新しくていい。これを機にどんどん街中にサッカー専用スタジアムが建ってくれれば」と、サッカー発展への想いも強くしています。
2012年から2017年、サンフレッチェの指揮を取ってこの新サッカースタジアムの機運を盛り上げた森保一監督も、国内屈指の街中スタジアムである点、そして、広島ですから平和という点。ここ広島での開催意義を強調しています。

そして、ここで気になってくるのは、サンフレッチェ広島勢の出場がどうなるかというところです。今回サンフレッチェ広島から2人が選出されています。川村選手と大迫選手です。川村選手は今回4回目の代表招集です。今月6日の前節ミャンマー戦では途中出場でピッチに立っています。大迫選手はこれまで日本代表通算7試合に出ています。今回出場すれば去年の11月以来、およそ7カ月ぶりの代表戦ということになります。この2人が出場なるかというところも非常に注目のポイントになっていきそうです。

さて、そしてここで改めてチーム全体の話に戻します。
森保ジャパンは新システムを採用しています。こちら攻撃的3バックです。森保ジャパンは基本的にこれまで4バックで戦ってきたんですが、前節のミャンマー戦からこの3バッグをしいています。1枚を中盤から前線の方に持っていけるということで、非常に攻撃的なオーダーです。これをこの試合でも継続するということを森保監督は明言しています。この3バックはサンフレッチェと同じシステムということで、大迫選手も「普段やっている分、慣れていると思います」と、心強いひとことを発しています。

さて、間もなく試合開始2時間前と言うところにきています。いよいよ選手たちもこのエディオンピースウイング広島に到着する時間になってきます。

まずはピッチからお伝えしました。

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