■MLB ヤンキース 1ー2 ドジャース ※延長11回(日本時間8日 ヤンキー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸(25)が初のヤンキース戦に挑み、強力打線を相手に7回106球を投げ、2安打無失点。チケット売り切れのヤンキー・スタジアムで圧巻投球を披露した。

勝ち負けつかずも、ドジャースは延長11回の大接戦を制し、ヤンキースの連勝を「8」で止めた。

試合後、山本は「試合中の雰囲気も素晴らしかったですし、球場も素晴らしかったですし、凄くよかったです」と歴史ある球場での投球を振り返った。

この日は伸びのあるストレートでヤンキース打線を圧倒し、自身メジャー最速の98.4マイル(158.4キロ)を計測。「本当に良いフォームで投げられて、しっかりと体重の乗ったボールを投げられた」と自身も手ごたえを感じたようで、「普段は(スピードを)セーブしているのか?」と聞かれると「いや、今日は良いフォームで投げられたのでしっかり力を出せたと思います」と話した。

続けて「フォームを変えたのか?」「10月のプレーオフへのテスト的なものだったのか?」の質問に「いつも通りの気持ちでマウンドに上がりました(笑)」と繰り返した。

大リーグに来て最多の106球で2安打無失点。ベストに近い投球内容に「そうですね、ホントに良いフォームで投げられたので、良いフォームというのはコントロールにもつながりますし、すごくよかったかなと思います」とうなづいた。

本塁打キング独走中のA.ジャッジ(32)とは3度対戦し2打数1安打(1四球)。「最後の打席とかは甘く入らないように意識し過ぎて四球になってしまいましたけど、うん、まあまあまあ。ヒットも打たれましたし、凄く良い打者だなと思いました」と名バッターとの対戦を振り返った。

7回の降板時には、ベンチ前でロバーツ監督(52)とハグ。そのときの気持ちについて「強いな(笑)」といつもより強くなりすぎた指揮官のハグを思い出し、笑顔をみせた。

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