初土俵から7場所目と史上最速での優勝となった大の里。
これまでの活躍を振り返ります。
津幡町で生まれた大の里。相撲を始めたのは小学1年生、7歳のときです。
父 知幸さん:
「かわいらしいですよね。丸い顔してかわいらしい」
相撲をすすめたのはアマチュア相撲の経験がある父の知幸さんです。
その後、「もっと強くなりたい」と中学校から新潟県に相撲留学しました。
日本体育大学では193センチ、175キロの大きな体を生かして全日本相撲選手権で2連覇。大学を卒業したのは去年3月です。
大の里:
「まずはしっかりプロに行って一日も早く関取になれるように頑張りたいと思います」
入門したのは二所ノ関部屋。
平成最後の日本人横綱として活躍した稀勢の里が親方です。
二所ノ関親方:
「私も何回か相撲をとらせてもらったがものすごいものを感じた。その中でまだ荒削りの部分はまだありますから非常に伸びしろにも期待があります」
角界から大きな期待を背負った大の里。
去年5月の初土俵は黒星スタートでしたが、2場所で十両に昇進。
十両優勝こそなりませんでしたが、今年1月の初場所で新入幕するとさっそく11勝をあげました。
今年2月には、能登半島地震の避難所を訪問。
内灘町で被災した祖父をはじめふるさとの県民にこう決意しました。
大の里:
「みんな頑張っているんでまた大阪場所、明るい話題を届けたいと思います」
その言葉通り、先場所は11勝をあげそして今場所は12勝で初優勝。
被災地の住民も勇気づける記録ずくめの優勝となりました。
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