仙台大学に通う村田悠祐さんが、聴覚障がいがある人たちのスポーツの国際大会、デフリンピックのスキー競技で銀メダルを獲得し、東京都民スポーツ大賞を受賞しました。

東京都立中央ろう学校出身で仙台大学2年の村田悠祐さん(19)は、今年3月、トルコで開催された聴覚障がいがある人たちのスポーツの国際大会、デフリンピックのアルペンスキー男子大回転で、銀メダルを獲得しました。

村田さんはこの結果を受け、世界的なスポーツ大会で優秀な成績をおさめた、東京都ゆかりのアスリートを称える「東京都民スポーツ大賞」を受賞し、5月27日は仙台大学の高橋仁学長に賞状を受け取ったことなどを報告しました。生まれつき耳に障がいがある村田さんは、2歳の時に両親とスキー場を訪れたことをきっかけにスキーに夢中となり、小学5年生から本格的に競技スキーを始めたということです。

仙台大学2年生 村田悠祐さん
「オリンピック選手やパラリンピック選手など、すごい人と一緒に、自分ももらってとてもうれしかった」

村田さんは、スキー部のほかに陸上部にも所属していて、来年日本で開催される夏季大会でも陸上競技での出場を目指しています。

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