明治安田J2リーグ第17節。ベガルタ仙台は5月26日、13年ぶりの5連勝をかけ、ホームで6位岡山との上位対決に挑みました。
試合は、立ち上がり早々に動きます。右サイドを突破したオナイウのクロスが相手の手に当たり、これがPKの判定。キッカーは前節2ゴール、好調の中島!中島はチームトップとなる今シーズン6ゴール目!仙台が幸先よく先制します。
このまま勢いに乗りたい仙台でしたが、前半21分でした。右サイドから崩され、手痛い失点。
前半終了間際、先制ゴールの中島を中心に岡山ゴールに迫りますが、失点の少なさでリーグ2位を誇る岡山の鉄壁の守備を崩すことができず。試合を同点で折り返します。
後半、勝ち越したい仙台でしたが、出鼻をくじかれます。開始わずか1分、右サイドからのクロスをクリアすることが出来ず、こぼれ球を相手に押し込まれ、逆転を許してしまいます。
早い時間帯で追いつきたい仙台。前線に多くの人数をかけ岡山ゴールに迫りますがなかなか得点を奪うことができません。後半18分には、フリーキックのチャンスで中島が直接狙いますが、これは惜しくもゴールポスト…。すると、前がかりになり手薄になった守備の隙を突かれます。
クリアボールを拾った相手フォワードに突破を許し、2点差に。
7分後にもサイドから崩され、最後は元仙台の柳に押し込まれ、ダメ押しの4点目。シュート数、ボール支配率でも岡山を上回りながら、ゴールを奪うことができなかった仙台。決定力不足が露呈し、今季ワーストの4失点で連勝は4でストップ。13年ぶりの5連勝とはなりませんでした。

森山監督「4連勝してちょっと緩んでるところもあったかもしれない。もう一回足元しっかり見つめ直して、引き締めて次のゲームに向かいたいと思います。」

5試合ぶりの黒星となった仙台は5位に後退しています。

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