世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「冬限定チョコレート」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

レジェンドパティシエ&天才ショコラティエの審査ポイントとは?

 今回は、スーパーやコンビニで買える「冬限定チョコレート」16種類を比較。チェックポイントは、 1.プレミアム感 2.コストパフォーマンス 3.チョコだけの味 4.それ以外の味 5.全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

 審査には、正確無比な味覚を持つ“味の番人”こと、レジェンドパティシエの宮本雅巳さんと、世界大会で2年連続金賞に輝いた新進気鋭の天才ショコラティエ・小抜知博さんが協力した。小抜さんは評価のポイントとして、「口どけ」「香りの出方」「一粒の贅沢感」の3つを挙げ、宮本さんは「濃厚なチョコと繊細なお菓子のバランスを見てみたい」と言い、「お菓子屋さんにはできない、スナック菓子ならではのかたち」に期待した。

 忖度なしにひたすら「冬限定チョコレート」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

【5位】サクサク食感のクレープ生地が大好評 プロも「これは完成度が高い」

 第5位は、ブルボンの『ひとくちルマンドくちどけ』(税込162円 ※番組調べ)。

 『ひとくちルマンド』の冬限定バージョン。チョコでコーティングされたサクサク食感のクレープ生地が大好評で、チョコに包まれた中身を比較した「それ以外の味」のチェックでは、宮本さんも「幾層にも重ねてるのに、中までしっかり焼けている」、小抜さんも「手間がすごいですね。こういうお菓子を作りたい」と高く評価した。

 チョコは、通常の『ひとくちルマンド』よりも120%増。「全体の味」でも小抜さんは、「チョコレートが引き立て役になるのかなと思ったんですけど、しっかりチョコの味もある」「これは完成度が高いと思います」と感心した。

【4位】「チョコだけの味」では堂々の1位 ショコラティエ「店のものと遜色ない」

 第4位は、亀田製菓の『亀田の柿の種 ミルクチョコ&ホワイトチョコ』(税込345円 ※番組調べ ※12月末までの販売)。

 表面のチョコレートをチェックした「チョコだけの味」部門で、一同納得の1位に選出。宮本さんは「チョコレートはダントツかも」とその味に驚いた。実は、冬の間だけ亀田製菓と明治がコラボし、柿の種に合うチョコを共同開発。特にホワイトチョコが圧倒的なおいしさで、小抜さんが「自分のお店で使ってるものとあんまり遜色がない」というほどだった。

 柿の種の甘じょっぱい味わいにピリッと辛い唐辛子も相まった、絶妙なバランスの大人の冬チョコ。「全体の味」でも「おいしいですね」(小抜さん)、「塩味がちょうどいい」(宮本さん)、「おつまみに最高ですね」(清水アナ)と称賛された。

【3位】ほろ苦いココアパウダーと優しく溶けるチョコの甘さで“リッチな味わい”

 第3位は、江崎グリコの『冬のくちどけポッキー』(税込182円 ※番組調べ)。

 1996年から発売される冬チョコのロングセラー商品。くちどけのいいチョコをたっぷりとコーティングし、ココアパウダーで仕上げた冬ならではの特別仕様だ。プレッツェルも、チョコと一緒に口の中で溶けやすいよう、サクッと柔らかく焼き上げている。

 ココアパウダーのほろ苦さと、優しく溶けるチョコの甘さが織りなすリッチな味わいに、小抜さんは「最初に口に当たるのがココアパウダーなので、ちょっと舌の上にビター味が乗ってから食べるっていうのが、すごくバランスがいいですね」と、よく考えられた味の構成にうなった。

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