武雄市のふるさと納税で返礼品の発送が遅れた問題で、市が委託業者を相手取り3800万円あまりの損害賠償を求めた裁判で佐賀地裁武雄支部は委託業者に全額の支払いを命じる判決を言い渡しました。
この裁判は2020年から2021年にかけて武雄市のふるさと納税の返礼品のうち、コメや牛肉など約2万7千件が調達できず寄附者への発送が遅れたことから市内の委託業者を相手取り約3800万円の損害賠償を求めていたものです。
佐賀地裁武雄支部は23日、市の訴えを全面的に支持し委託業者に全額の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決を受け武雄市は「寄附した皆さまに混乱を招き迷惑をかけたことに変わりはないので、重く受け止め再発防止に努める」とコメントしています。
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