IGRいわて銀河鉄道(岩手県盛岡市)は2024年度の決算について、当期利益が2900万円あまり見込まれ2期連続の黒字となる見通しを示しました。
これは12月19日の取締役会で報告されました。
2024年度の営業損益は人件費などのコスト削減により当初の計画から上方修正されたものの、コロナ禍で減少した利用者数の回復の遅れなどにより2億8000万円余りの赤字となる見通しです。
一方で営業外収益に県や沿線自治体による経営安定化対策交付金3億円が計上されることなどから、当期損益は2900万円余りの黒字となる見通しを示しました。
2023年度から1億8000万円あまりの大幅な減益となる見通しですが黒字となれば2期連続です。
IGRいわて銀河鉄道 鈴木敦社長
「減収を上回るコスト削減等によってなんとか黒字を維持できた」
IGRでは地域と連携した利用促進などによりさらなる収支改善を図る方針です。
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