政府のガソリン補助金の減額により、19日から各地のガソリンスタンドで値上げが行われています。

2025年1月16日には再び補助金が縮小され、さらにガソリン価格が上昇する見込みで、家計への負担が増すことになりそうです。

ということで、年末年始に車で帰省される人も多くいると思いますが、その中でのガソリンの値上げですが、取材したガソリンスタンドでは183円となっておりました。

SNSでは、「駆け込み給油で入れたガソリンがなくなったらもう運転しない」「ガソリン代高いしカーシェアにしよう」といったコメントが見られました。

ガソリン以外、2024年は食品などさまざまな値上げがあったわけですが、家計負担は1年前と比べて、8万8900円増えている見込みだといいます。

内訳を見ていくと、食料品食料が約4万円、光熱費が1万1450円、ガソリン代も2800円ちょっとと総じて上がっています。

物価高の要因としましては、円安やウクライナ侵攻が続くことでの資源高、人手不足の賃上げが影響しているといいます。

家計負担の増加は他にもこんなところにあります。

19日、発表されたクリスマス予算調査なんですが、2023年よりも約3割予算が減って、1万6329円、3年ぶりに2万円を下回ったといいます。

日にちも関係しているとのことで、2023年が日・月、2024年は平日ということもあり、あとは節約志向が影響しているということです。

自宅でのクリスマスの予定では女性がケーキを作るというのが前年よりも1.5倍に増加している。
この理由は「コストを抑えたい」からということなので、やはり節約志向が高まっているのは言えるのかなと。

さらに、クリスマスの予算を抑えたいという思いは正月にもかかっていて、2024年、年末年始に奇跡の9連休がありますので、せっかくならここにしっかりと予算を割こうという思いもあるのかなという分析でした。

SPキャスター・パトリック・ハーラン氏:
でも今年、もう1つの節約の要因があるかなと思うんです。
新NISAを始めたから物じゃなくて投資、自分の将来にお金をかけたいと思っている人いらっしゃると思います。
でも本来は、クリスマスにも投資にもお金を全部充てられるくらい来年から収入が増えるぞという、そういう安心できるような景気が一番いいですよね。

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