富山銀行は17日、融資先である歯科医療器具販売のADI.G(金沢市)が民事再生法の適用を申請したことに伴い、債権の取り立て不能・遅延の恐れが生じたと発表した。同行の債権は9億3500万円。このうち保全されていない分については25年2月までをめどに必要な引き当て処理を実施する。
今回の処理は5月10日に公表した2025年3月期予想の与信関係費用には含まれていない。業績が堅調に推移していることもあり「公表済みの25年3月期の連結業績予想の修正はない」(富山銀行)としている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。