岡山県北を舞台に11月まで開催された「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。アートディレクターを務めた長谷川祐子さんが12月17日に県庁を訪れ、伊原木知事とイベントの成果を振り返りました。
(森の芸術祭アートディレクター 長谷川祐子さん)
「地元の皆さんなどが喜んでくれている様子がダイレクトに伝わってありがたかった」
岡山県北12の市町村が舞台となった現代アートの祭典、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。石川県にある金沢21世紀美術館・館長の長谷川祐子さんがアートディレクターを務め、他の芸術祭にはない、豊かな自然や文化、歴史に光を当てた作品を展開しました。
(森の芸術祭アートディレクター 長谷川祐子さん)
「(展示)会場が5ヵ所に分かれていて、それぞれ(の移動)が1時間半かかるなど、遠いというところでどうやってまとめて体験として提供できるか、すごく考えたんですけれども、洞窟や高原・渓流など、そこにいざなう旅を作っていく、経験を作っていくとことは非常に新鮮で素晴らしい体験だった」
会期中は、想定の2倍を超える延べ52万人が来場し、盛況の中でフィナーレを迎えた森の芸術祭。津山市や新見市などでは5つの作品が恒久的に設置され、県北の活性化につなげたいということです。
(森の芸術祭アートディレクター 長谷川祐子さん)
「1回だけで終わらせるのはもったいないので、次のバージョンがもしあるならば、場所の魅力や可能性、関わる人たちの心の準備も含めてもっと楽しくすてきな芸術祭にできるのでは」
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