兵庫県南あわじ市の漁港では、サクラマスの今シーズンの養殖が始まりました。
南あわじ市の福良港では、「淡路島サクラマス」の稚魚およそ9000匹が養殖用のいけすに移されました。
サクラマスは天然のものは、「幻」と呼ばれるほど希少で、「サケ・マス類の中で一番おいしい」と言われるほどです。
福良港では、新たな名物にしようと2015年から養殖が始まりました。
ことしは、夏に水温が高くなった影響で、大きさにばらつきがあるということですが、淡路島産の玉ねぎの皮を混ぜたエサを与え、来年の春には体長40センチ、1.5キロほどにまで成長するということです。
【福良漁業協同組合 前田若男組合長】「淡路島の春の食材の1つになればなと思います。不安なところもありますけども、しっかり丁寧に育てていきたいなと思います」
「淡路島サクラマス」は、来年3月10日に解禁され、島内の飲食店や宿泊施設などで提供されます。
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