金融経済教育推進機構(J-FLEC)は16日、機構が認定した家計や資産形成の相談に乗る「認定アドバイザー」が9日時点で1013人になったと発表した。アドバイザーは職場や学校で金融経済教育を実施したり、個別に相談を受けたりする。早期に1000人のアドバイザーを確保することを目指していた。
機構は8月にアドバイザーの認定を開始した。審査や研修をもとに認定する。中立的な立場で相談に乗ることを目的に、特定の金融機関に所属しない人が対象だ。相談の際に個別の金融機関や商品を勧めることはしない。
11月26日からは、有料でアドバイザーに個別相談する際のクーポンの配布を始めた。アドバイザーによって相談料は異なるが料金の8割、最大で1時間あたり8000円を3時間分(2万4000円)補助する。クーポンの申し込みや認定アドバイザーの検索はJ-FLECのウェブサイトでできる。
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