元カープ、安部友裕さんのコーナーです。
今回は異業種に参入した広島市のものづくり企業に行ってきました。
いきます!「覇気!」じゃなくて「ガーリック」

スタッフ「あちらです」
安部友裕さん「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。ぴっと押すのが…これだ!いったいった!」

100円ショップやホームセンターに向け商品を出荷する八千代工業。
前回は広島市安佐北区にある物流センターで、梱包をしていく「ピッキング」作業を体験…

インドネシア出身 技能実習生・リスキさん「アベ終わった?」
安部さん「安部終わっていない」

配置を覚え、迅速に商品を詰めていくスゴ技を体感しました。

今回は…

安部さん「大薮さん、キャンプをしているんですよ。たき火じゃないけど何かをしているんですよ」

本社の敷地でキャンプをしていたのは八千代工業の大薮盛生社長。
前回に引き続き、案内をしてもらいます。

安部さん「あったか!なぜここでキャンプをしているんですか」
大薮社長「実はここにある商品はうちの商品なんです。いすもそうですし、タープと呼ばれるテントもそうですし、この机もレジャーテーブルもそうですし、この焚火台といわれる商品もそうですし」

そうなんです。
なんと置いてあるすべての用具が八千代工業のオリジナルなんです。
それだけにとどまりません。

安部さん「おおおおお。ホームセンターじゃないですか。え、ほしい!おもちゃも!こういうのいいですよね」

ホームセンターと錯覚するようなサンプル室。
八千代工業は手芸用品をはじめ日用雑貨、レジャー用品など幅広い製品を手がける「総合雑貨企画会社」なんです。

安部さん「めちゃくちゃいっぱいある」
大薮社長「安部さん驚くのはまだ早いですよ。これから隠し玉がありますので一緒に見ていただけたらと思います」
安部さん「隠し玉!?曲者があるんですか。隠し玉ってことは」

今回は、守備範囲の広~いものづくり企業が始めた異業種の挑戦に迫ります。

大薮社長「秘密の研究所にどうぞ」
安裕さん「秘密の研究所!?一番気になる、秘密、お!香りが香りが」

倉庫の一角でつくられていたのは…

安部さん「ニンニクでうよね」
大薮社長「はい、ニンニクをスプラウトさせたスプラウトにんにくと我々は呼んでいます」
安部さん「スプラウトは芽ですよね」
大薮社長「そうですね」

発芽した芽も食べられる「スプラウトにんにく」栄養価が高いスーパーフードとして人気で1片ずつ、皮をむき、地元・可部地区からくみ上げた地下水で水耕栽培します。

大薮社長「実はニンニクの芽だけではなくて根も生えていまして」
安部さん「根が生えているんですか。ちょっとめくってみますね。うわ、ながッ」大薮社長「記念に抜いてもって帰りますか」
安部さん「いいんですか。うお!初めて見たニンニクの根」

八千代工業のスプラウトにんにくの特徴は立派な「根っこ」水中の酸素濃度、部屋の温度と湿度を24時間管理して、1週間から10日ほどでぐんぐんと成長します。

安部さん「なぜニンニクを…
大薮社長「人間が生活していくうえで衣食住ってあるじゃないですか。その中の食というものを今まで八千代工業は取り組んだことがなかったんですね」
安部さん「挑戦心ってすごいですね」
大藪社長「あまり自分ではリスクと考えていなんですけど。いいほうに転んでいくように社員みんながスクラムを組んで一生懸命頑張りますし、もし結果がダメだったとしてもそこから何か次の事業に学べることがあればいいんじゃないかなと」

八千代工業で2019年から販売が始まった「スプラウトにんにく」。広島を象徴する「ある場所」ともゆかりがあるんです!

大薮社長「実は安部さんとも関係するところに卸させていただいていまして」
安部さん「関係するところ!?カープですか?」

大藪社長「実はマツダZOOMZOOMスタジアムでも」
安部さん「え!?」

そうなんです。
今シーズンも森下投手プロデュースの「スタミナ丼」のトッピングに八千代工業の「スプラウトにんにく」がのっていました。

大薮社長「実食いただければと思います」
安部さん「いつの間に!いつの間に!」

八千代工業のキャンプ用品に囲まれながら、「スプラウトにんにく」をいただきます。

大薮社長「素材の味がそのまま」
安部さん「うわ、丸ごとなんですね。そういうことなんですね。見てください、見たことがないです。ニンニクのこの形」

見た目からインパクト十分な「スプラウトにんにくのから揚げ」その味とは…

安部さん「根からニンニクの旨味が」
大藪社長「エキスが出ていますか」
安部さん「うま!ハイボール欲しい」

臭みが少なく、食べる部分によって食感も異なります。

安部さん「実の部分と違った食感と、噛めば噛むほど違った味わいが出てきて違う側面が見えて、これはうまい、走攻守そろっているよ」

分野を問わず挑戦を続ける八千代工業。
商品は様々ですが、衣食住で人々の暮らしを支えたい思いは一貫しています。

安部さん「こうやって形にしていることで刺激を受けました」
大薮社長「ものづくりの会社であり、従業員も含めてみんなに平等である会社で、社員と一緒に会社が成長していけるように、色んな商品を世の中に提供していけるような会社でありつづけたいと思います」

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