年末恒例の今年の漢字が、12日午後2時から発表されるのを前に、“企業が選ぶ”今年の漢字が発表され、1位には「変」が選ばれた。
帝国データバンクが、全国の企業約1300社に対して、「今年1年間の事業活動を表す漢字」について尋ねたところ、1位は「変」で、2023年に続き2年連続でトップに選ばれた。選んだ理由としては、「変わらなければ埋没してしまう」など、世の中の変化に前向きに対応する企業の姿勢が多く現れていたという。
2位と3位には、それぞれ「耐」と「忍」がランクイン。「人手不足により現状維持が精一杯」や「価格転嫁できる状況にはなく、耐え忍ぶ我慢の一年であった」など、まさに企業の悲痛な声を反映する結果となった。
また、4位には、「新」「忙」「高」の3文字が同率で並ぶ結果となり、「経済の回復に後押しされ、多くの新たなチャレンジができた」「原料高や人件費高、物価高、株高だった」といった声が聞かれた。
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