岡山市中心部の旧市民病院の跡地の活用策について、地元の町内会などは12月10日、若者が集う大学などの施設を整備するよう、市に要望書を提出しました。

岡山市北区天瀬にある旧岡山市民病院跡地周辺の町内会や商店街の代表らが市の担当者に要望書を手渡しました。旧市民病院の跡地を巡っては、市は、跡地の北側部分と立体駐車場を岡山市医師会に売却していて、2026年夏までに新しい医師会館が建設される予定です。

要望では、残りの約5000平方メートルの敷地に、地域との交流の場となる大学のサテライトキャンパスなど、若者が集う施設の整備を求めていて、若者の県外流出に歯止めをかけたいとしています。

(清輝学区連合町内会 中原一郎会長)
「若い人の力は偉大なものがある。若い人に入ってもらえるような施設を造ってもらえれば」

市は今後、要望書の内容を精査し、ニーズや効果などを幅広く議論していきたいとしています。

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