のと共栄信用金庫(石川県七尾市)と興能信用金庫(同県能登町)は、能登半島地震の復興支援業務で協力すると発表した。第1弾として11日に共同で職員の研修会を実施するほか、金融商品やサービスの共通化も検討する。能登半島に本部を置く信用金庫は両金庫のみ。スキルやノウハウを共有しながら、取引先の支援にあたる。
このほど業務協力に関する覚書を締結した。11日には東日本大震災の被災地である岩手県から講師を招き、取引先支援の状況などを聞く。取引先同士の交流会や、ビジネスマッチングを含めた販売促進事業なども進める。
能登地域は1月に地震、9月に豪雨に見舞われ大きな被害を受けた取引先も多い。両金庫は協力することで被災地の金融機能を維持し、取引先の事業再開や再建に向けた策を進めていく。
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