今年もふっくらプリプリ。愛媛県愛南町の御荘湾で「冬の味覚」カキの出荷がスタートしました。

御荘湾はカキのエサになるプランクトンが豊富。30軒ほどの業者がカキを養殖をしています。出荷作業は例年11月下旬から始まるものの、今年は夏場の海水温が去年に続いて高く雨が少なかった影響で身の太りが遅く、3週間ほど遅い出荷のスタートになりました。

松本和三さん(84)の作業場では、水揚げしたばかりのカキの殻を専用の金具で開けて身を取り出す作業を9日から始めました。出荷する量は去年よりも1~2割ほど少ないと見込まれているものの、身はふっくらと大きく育っていて、松本さんは需要が高まる年末年始に間にあったと胸をなでおろしています。

カキは「むき身」500グラムが1800円、「殻付き」1キロが1400円で取引されています。出荷は年末にピークを迎え、来年2月末まで続く予定です。

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