県内では今年に入り1000件をこえるいわゆる”労災事故”が発生しています。佐賀労働基準監督署は4日、増加する労働災害の防止につなげようと鳥栖市の物流倉庫をパトロールしました。
この取り組みは、労働災害防止の意識を高めるため佐賀労働基準監督署が毎年行っていて、今年は物流業務を運営する鳥栖市の倉庫をパトロールしました。
佐賀労働基準監督署の署長や職員4人が倉庫をまわり、安全対策ができているかを確認。
フォークリフトと歩行者の通路を分けること、作業者に見やすく看板を立てることなどを助言しました。
【鳥栖倉庫 山下幹夫社長】
「長年やっている慣習があって安全に関する感度が低くなってしまう。今回の指摘を生かしてさらに安全対策がわかりやすい職場にしていきたい」
【佐賀労働基準監督署 貞木竜成署長】
「労働災害を防ぐ活動は人命尊重もそうですし社会的意義につながる」
県内では今年に入り11月までに前の年の同じ時期より多い1022件の労働災害が発生しています。
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