運輸・物流業界のドライバー不足が懸念されるいわゆる「2024年問題」を解消するため岡山市の岡山電気軌道が新たな採用を始めます。キーワードは「二刀流」です。
(岡山電気軌道 大林玲嗣常務)
「「二刀流」よろしくお願いします」
岡山電気軌道が12月から募集を始めるのは、バスと路面電車両方の運転ができる「二刀流乗務社員」です。
「二刀流乗務社員」の働き方は、まずバスの運転手として1年間勤務します。その後、路面電車の運転に必要な免許などを取得し、半年ごとに路面電車とバスの運転を交互に行います。
二刀流乗務社員になると月給が5万円アップ。40歳までなら未経験者でも応募することができ、ドライバーの働き方改善や人手不足解消につなげたいとしています。
(岡山電気軌道 大林玲嗣常務)
「運転手は年齢が高くなっているので若い人に公共交通を担ってもらいたい。特別な公共交通のエキスパートと呼べる職種を作っていきたい。バイタリティーがあって自分が岡山の公共交通を担っていくと思える人に来てほしい」
「二刀流乗務社員」の募集は12月12日から始め、1月に説明会を行う予定です。
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