10月からJR各社が北陸3県で展開している大型の観光企画「北陸デスティネーションキャンぺーン」について、福井県は「期間中の県外からの来訪者が前年から2割近く増えている」と明らかにしました。
  
開会中の県議会で、中村副知事は「このデスティネーションキャンペーンを契機として、新たな地域からの誘客の拡大につながっており、さらに多くの方に本県の魅力を知っていただくことができている」と話しました。
  
県によりますと、キャンペーン期間中の福井駅、芦原温泉駅、敦賀駅周辺の県外からの来訪者は、前年に比べ16%増加しているということです。また、県内の観光地へも効果は波及していて、小浜市の「蘇洞門めぐり」の来訪者は前年に比べ7割増加、南越前町の中村家住宅はキャンペーン開始前の4月から9月に比べて8割増加している
ということです。
  
「北陸デスティネーションキャンぺーン」は12月末までですが、JR各社による観光企画は、2025年1月からは名称を「ジャパニーズビューティーホクリク」キャンペーンに変えて継続することが決まっていて、首都圏を中心にさらなる誘客が期待されます。    

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