12月に入り冷え込む日が続きますが、懐は暖かい人もいるかもしれません。佐賀共栄銀行では、47年ぶりにボーナスに関するある取り組みが復活しました。

机の上に置かれている1億5000万円。
佐賀市の佐賀共栄銀行本店では、真新しい1万円札が次々と封筒に。
今年7月から使用されている新1万円札が行く先は…

「お疲れ様でした。奥様と喜びを分かち合ってください」
「ありがとうございます」

47年ぶりに250人の行員全員に5日『現金』でボーナスが支給されました。
銀行員は日頃からお金に接していますが、改めて現金のありがたみを感じ、家に持ち帰って家族と喜びを分かち合ってもらいたいといいます。
日頃、口座振り込みやキャッシュレスに慣れている行員は…

【入社13年目】
「非常にありがたみを感じるというか、そういった気持ちは今日は特別にありますね。通常は通帳の記帳1行で「賞与」という形でですね、入金になっているんで、こういった形で重みも感じながら受け取るというのは良いなと思いました。」
【入社2年目】
「いつもは商品としてしか見ていないので、自分のところに入ってくると、嬉しくて早く使いたいです。焼肉に両親を連れていきたいと思います。」

今回の支給額は一人当たり平均約80万円で、上半期の貸出金の目標を達成したことなどから前回比で9.2%増と過去最高額。
一方、今後の現金支給は未定だということです。

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