県内の企業でこの冬に支給される正社員1人あたりのボーナスの見込み額が、3年連続で前の年を上回ることが民間の調査で分かりました。
ひろぎんホールディングスが県内およそ300社から回答を得てまとめたアンケートによりますと、正社員1人当たりの冬のボーナスの見込み額は54万7000円でした。
去年からプラス3.5%の伸び率で、3年連続で前の年を上回る見通しです。
支給額を増やす企業は全体の61.3%で去年に引き続き6割を超えています。
またボーナス支給の要因として「決算の状況」を挙げる割合が全体の6割あまりと最も高いほか、「従業員の士気向上」や「人材の確保」など人手不足を背景とした回答で増加傾向が見られるということです。
ひろぎんホールディングスは「所得環境の改善が個人消費の持ち直しに繋がることが期待される」としています。
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