タクシー運転手の不足の解消へ。一般のドライバーが自家用車やタクシー会社の車を使い人を運ぶサービス「日本版ライドシェア」が、愛媛県でも6日からスタートします。
「日本版ライドシェア」は、地域交通の「担い手」や「移動の足」不足を解消するため今年度から始まった仕組み。一般のドライバーがタクシー会社の管理のもと、有料で人を運ぶサービスです。
松山エリアでは、四国運輸局から10月に認可されたタクシー会社8社が準備を進めていて、伊予鉄タクシーは6日にサービスを始めます。
伊予鉄タクシー・芳野雅郎社長:
「タクシーの供給力不足により困っている方がいました。1人でも多くのお客さまを安全にお運びするため、1日も早く導入することで12月6日のスタートにいたしました」
松山エリアでは、タクシー不足が見込まれる金曜・土曜の午後4時台から翌日午前5時台の運行が許可されました。屋根に取り付けられている表示板は外され、「ライドシェア」と表示された車が使用されます。
伊予鉄タクシーは一般のドライバーを募集に人が集まらなかったため、まず2種免許の取得を目指す新入社員2人がライドシェアの運転手となります。
新人社員・門田沙哉香さん:
「この忙しい年末の時期にお役に立てるのはうれしい」
新人社員・谷音初さん:
「お客さまも不安になるとは思うが、そう思わせないような安全運転を心がけたい」
四国運輸局によりますと、松山の交通圏ではコロナ禍でタクシードライバーが420人程減少していて、新たな「移動の足」として期待されます。
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