群馬銀行は、群馬県高崎市郊外の旧陸軍・堤ケ岡飛行場跡地にIT(情報技術)企業・機関などを集積する「シリコンバレーを超える街」の構想について、同市と連携協定を結んだ。地域金融機関として長期の大型プロジェクトに関わり、地域活性化や金融ビジネスの拡大につなげる。
連携事項は県と市が8月に公表した基本構想に沿う形で「DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用」や「自動運転ロボットなどの宅配サービス構築」「一体的なエネルギーの需給システム構築」など9項目を盛り込んだ。具体的な支援策などは今後詰める。協定締結は11月8日。
同プロジェクトは2023年3月に県と市が計画を発表し、28年度から用地買収や造成工事に着手する予定となっている。群馬銀の地域創生室は「地域が発展していくなかで金融機関としてできることを手伝っていきたい」としている。
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