愛媛のオリジナル品種「紅まどんな」の出荷が、14日から始まりました。

ゼリーのような食感の果肉でお歳暮の贈答用としても人気の「紅まどんな」は、県が品種開発したオリジナルの柑橘で愛媛県内のみで栽培されています。

このうち生産量が最も多いJAえひめ中央では、14日から出荷作業が始まりました。

松山市の堀江選果場では、JAの職員らが色や大きさを選別したあと、センサーで糖度などを測定。

【糖度10.5度以上】【酸度1.2%未満】という基準をクリアしたものだけが「紅まどんな」として、丁寧に箱詰めされていきました。

今年はカメムシによる被害や夏の猛暑で着色が遅れたものの、糖度は高く品質は例年並みに仕上がっているということです。

JAえひめ中央営農部 清家伯弘部長代理:
「日頃お世話になった方への贈り物とか、自分へのご褒美として食していただいたらと思います」

JAえひめ中央管内では、今年度の出荷量を去年より8%多い2778トンと見込んでいます。

「紅まどんな」は県内や関東を中心に出荷され、16日から販売が開始されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。