岩手・久慈市の新たな特産品として期待されているブランドギンザケ「久慈育ち琥珀サーモン」は、11月から湾内のいけすに稚魚が移されていて、14日に報道公開されました。

久慈市漁協では3年前から「久慈育ち琥珀サーモン」というブランドでギンザケの本格的な海面養殖に取り組んでいます。

今シーズンは約60トンの稚魚を久慈湾内で養殖する計画で、14日は遠野市の養殖施設で170グラムほどに育てられた稚魚約2.5トンが湾内のいけすに移されました。

稚魚は半年ほどかけて1匹あたり平均2.5キロの大きさまで育て680トンの出荷を目指すということです。

昨シーズンの水揚げは678トンほどとほぼ計画通りで、漁協では2023年から新たにトラウトサーモンの養殖もはじめ事業の充実を図っています。

久慈市漁協自営養殖課 馬内悟課長
「来年の水揚げに向けて順調に魚を育て水揚げを重ねて、さらに久慈市の水産業を盛り上げていければ」

稚魚の搬入は11月いっぱい続き2025年4月から7月にかけ出荷されます。

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