愛媛県産のジビエ肉のおいしさを広くPRしようと、県ゆかりの著名人などを招いた試食イベントが9日、都内で行われました。
肩肉のパテを盛ったカナッペに、もも肉の自家製ハム。
全て愛媛県で捕獲されたイノシシとシカ、ジビエ肉を使った料理です。
東京・丸の内で行われた「えひめのジビエ賞味会」には、フリーアナウンサーや料理人など愛媛にゆかりのある約50人が参加しました。
農作物などの被害を防ぐため愛媛県内で駆除される野生動物のうちジビエ肉として活用されるのはわずか5%のみ。
首都圏などでそのおいしさを広め、消費拡大を目指そうと県が初めて企画しました。
今治市大三島の『しまなみイノシシ活用隊』などが手がけるジビエ肉を低温調理したり、カレー味に煮込んだりした料理などが振舞われ、参加者は普段食べる機会の少ないイノシシやシカの肉を堪能していました。
参加者は「ジビエは何度も食べたことがありますが、こんなに上品な味なのは初めて食べます」とし、「ぜひまた食べて、愛媛を応援したいです」と話していました。
県は「今回提供したように肉の下処理がきちんとしていれば本当においしいので、地域の資源として出口戦略を進めていきたい」と話しています。
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