中部電力は、静岡県の浜岡原子力発電所について、津波対策で必要な防波壁の高さを6メートル引き上げ、28メートルへかさ上げする方針を示しました。
静岡県御前崎市の浜岡原発の3・4号機は、再稼働に向けて原子力規制委員会の審査が続いています。
浜岡原発では、津波対策で高さ22メートルの防波壁が整備されていますが、新たな規制基準に基づき従来の高さから6メートル引き上げ、28メートルにかさ上げする方針を明らかにしました。
原子炉建屋内の水素爆発を防ぐ新設備の導入も検討していて、規制委員会は今後、変更された設計内容を審査してきます。
中部電力は「再稼働に向けて新規制基準への適合性を早期に確認いただけるよう、努力していきます」とコメントしています。
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