県内の景気について日本銀行は、「横ばい圏内の動きとなっている」として夏から景気判断を引き下げました。
日本銀行は金融経済概況を発表し、今年秋の県内の景気について、前回の夏の判断の「回復の動きが足踏みした状態が続いている」から「横ばい圏内の動きとなっている」と判断を引き下げました。判断の引き下げは、物価上昇の影響でコロナ禍からの景気回復が足踏みした今年2月の判断以来となります。
引き下げの主な要因となったのは食料品の生産で、9月の台風10号の接近による工場の稼働停止による影響などで前回の「弱含んでいる」から判断が引き下げられ、「一段と弱含んでいる」となりました。一方、9月から行われた国スポ・全障スポの開催で、土産物の購入やバスのチャーターなどの増加など、一定の開催効果が見られたと分析しています。
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