10月29日、JR東日本は2023年度に一日の平均利用者数が2000人未満だった路線と区間を発表した。
福島県内では、常磐線・水郡線・只見線・磐越西線・磐越東線の5路線12区間で、このうち最も赤字額が大きかったのは、今回から新たに公表対象となった常磐線のいわき駅~原ノ町駅間で、赤字額は31億2300万円に上る。
これは、今回公表された県外を含む全区間の中でも3番目だった。
また、100円の営業収入を得るためにかかった費用を示す「営業係数」が、最も高かったのは磐越西線の野沢駅~津川駅間で9738円となった。
JR東日本は「今後も引き続き関係自治体と地域交通の様々な課題について協議していく」としている。
<福島県内の2000人未満の区間>
◆常磐線 いわき駅~原ノ町駅
◆水郡線 常磐太子駅~磐城塙駅 磐城塙駅~安積永盛駅
◆只見線 会津若松駅~会津坂下駅 会津坂下駅~会津川口駅 会津川口駅~只見駅 只見駅~小出駅
◆磐越西線 会津若松駅~喜多方駅 喜多方駅~野沢駅 野沢駅~津川駅
◆磐越東線 いわき駅~小野新町駅 小野新町駅~郡山駅
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