博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」が浸水を隠して運航を続けていた問題で、親会社のJR九州の古宮社長は23日の会見で、安全対策を取った上で「運航再開はある」と述べました。
◆JR九州 古宮洋二社長
「(社員全体の)安全意識をしっかり高めるということ、あとは船のハード的な対策をするということ、それができたならば運航再開もあると思っています」
23日の会見でJR九州の古宮社長は捜査に真摯に対応する考えを示すとともに、社員の安全意識を高めた上で「運航再開はある」と改めて語りました。
高速船「クイーンビートル」は船体への浸水がわかったあとも3ヵ月以上運航を続け、10月17日、福岡海上保安部による家宅捜索を受けました。
JR九州は10月末までに国への改善報告書の提出が求められています。
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