１９５０年創業で、鹿児島・いちき串木野市に本社を置く砕石製造業者、株式会社中馬が、１０月１６日、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。
帝国データバンクによりますと、負債額は２０２４年３月末で約１６億２３００万円にのぼるということです。
中馬は一時、９億円余りまで減少した年間売上高が、馬毛島の自衛隊基地工事などで２０２４年３月期には、１４億円余りにまで回復していました。しかしその後、馬毛島基地工事関係で県外の同業者にシェアを奪われたほか、設備投資に伴う借入金が重荷となるなど、厳しい資金繰りが続いていました。
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