財務大臣の諮問機関、財政制度等審議会が開かれ、2025年度予算編成に向けた議論が始まりました。

16日午前に開かれた分科会では、経済が回復してきている中の新たな課題として、コロナ禍で拡大した費用を平常時に戻すことや、南海トラフ地震に代表される大災害への備えの必要性が高まっていること、金利上昇によって国債の利払い費の増加が見込まれることなどが、リスクとして財務省から示されました。

財政制度等審議会では今後、少子化への対策や防衛費増加に伴う歳出改革なども議論することにしていて、11月にも意見をとりまとめることにしています。

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