オランダの半導体製造装置メーカーのサプライズ決算で株価が大幅下落し、日経平均株価は一時800円以上値を下げました。
きょうの東京株式市場は、取引開始直後から幅広い銘柄で売り注文が膨らみ、日経平均株価は一時800円以上値下がりしました。なかでも、半導体関連株の下落が目立ちます。
背景にあるのが、オランダの半導体製造装置大手のASMLの“逆サプライズ”です。「技術的なミス」で決算が予定より1日早く発表された上、7月から9月の受注額が市場予想の半分程度に落ち込んだことで、大幅に株価が下落しました。
これを受けて、投資家の間で半導体市場の先行きへの懸念が広がり、前日のニューヨーク市場で半導体関連株が軒並み下落。影響が東京市場にも波及しています。
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