出雲空港の利用者が、このほど1966年の開港から累計で3000万人を突破しました。

出雲空港では、165人が乗った東京便が11日午後4時に到着し、開港以来の累計利用者が3000万人に達しました。
到着ロビーでは、3000万人突破を記念して、石原副知事や島根県の観光キャラクター・しまねっこが、降り立った乗客に島根の特産品の詰め合わせを手渡し、歓迎しました。

出雲空港は、昭和41年、1966年6月に開港、当初は大阪便と隠岐便がそれぞれ1往復運航されていました。そして1979年に東京便が就航。現在は、名古屋、静岡などとを結ぶFDAの就航により8路線に拡大。1000万人から2000万人到達にかかった14年を上回るペースで3000万人に達しました。

島根県交通対策課・佐川賢一課長:
これから4000万人、5000万人と続けていくには、やはり県民の皆様に利用していただくことが必要だと思っており、皆様にとって利用しやすい空港にしていきたい。

出雲空港は、山陰両県の空港で国内線が最も充実していますが、国際定期便開設のめどは立っておらず、今後の利用拡大に向けての課題となっています。

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