北洋銀行が導入するタブレット端末(同行提供)

北洋銀行は口座開設やキャッシュカードの発行など、店頭業務の対応にタブレット端末を導入すると発表した。7日から2025年1月にかけ、全店に合わせて約320台を設置する。対象となるのは個人顧客。申込書への記入が不要となるほか、ペーパーレスにより行員の事務作業も減らして効率化を図る。

タブレットは窓口担当者が操作し、顧客は電子サインすることで手続きが完了する。これまで顧客対応に45分程度かかっていたが、20〜25分に短縮できるとみている。住所変更などは、キャッシュカードと暗証番号で本人確認し、印鑑が不要になる。

2月以降は、普通預金の解約などにも対応できるようにしていく。

導入する端末は、地銀の広域連携「TSUBASAアライアンス」加盟行の千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行が共同開発した。

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