筑邦銀行が9日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%減の2億7200万円だった。人件費やシステム償却費用が重荷となったほか、取引先での小口倒産が増加傾向にあることを受け、与信関係費用が前年同期と比べ7600万円増えたことも響いた。

銀行単体の本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は同22%減の4億6400万円だった。24年3月末に外貨の新規取引を終了したことで、資金利益は前年同期から2800万円減少した。

25年3月期通期の連結純利益については、前期比14%減の9億1000万円と従来予想を据え置いた。

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