協定の締結式に臨む百十四銀の森頭取㊧と日生の藤本副社長(20日、高松市)

百十四銀行と日本生命は20日、地域のサステナビリティー(持続可能性)に関して連携するパートナーシップ協定を結んだ。百十四銀が香川県、日生が全国に持つそれぞれのネットワークを組み合わせ、ビジネスマッチングや地域産品の紹介、金融教育を共同で実施する。

日本生命による地域金融機関とのパートナーシップ協定締結は四国では初めて。ビジネスマッチングでは香川県の企業と県外企業を集めた商談会、地域産品の紹介では日生社内向け物産展の開催を検討する。金融教育では日生の金融教育ツールを県内企業の従業員に紹介することを想定する。

百十四銀の森匡史頭取は20日の協定締結式で「地域の持続可能性に関する課題は複雑・多様化している。両者のネットワークを有効活用したい」と述べた。日生の藤本宣人副社長は「地域企業を支える百十四銀と連携して取り組むことは意義深い」と話した。

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