イオン銀行はイオングループのスマートフォン決済「イオンペイ」の電子マネーを現金でチャージできる新機能を搭載した次世代ATMの導入を始めた。この機能は7月から使える予定で、イオングループの店舗や駅などに約6750台設置するATMを順次、新型機に切り替える。
ローソン銀行がすでに24年1月に導入した新型ATMで交通系ICカードなどの電子マネーを現金でチャージする機能を追加した。セブン銀行のATMも同様の機能があり、ATMでキャッシュレス決済のチャージ需要を見据えた対応が相次いでいる。
イオンの新型ATMは個人の顔を認識できるカメラやイメージスキャナーを搭載した。将来は顔認証やマイナンバーカードを使って本人確認できるようにする方針だ。
障害を持つ人が操作しやすいようにも見直し、メイン画面は車いすに座ったまま操作できる高さにした。視覚に障害がある人向けの専用受話器も設置し、音声で案内をうけながらATMを操作して振り込みや引き出しができるようにした。
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