ドイツのケルンで開幕したインターモト・モーターサイクル・ショーで、ドゥカティは「ディアベルV4」の2025年モデルの新色として「ブラック・ロードスター・カラー」を発表した。新しいグラフィックは、イタリアのボルゴ・パニガーレを拠点とするドゥカティとディアベルの歴史に関連したカラーを採用し、歴代レーシング・モデルの「ジャッロ・ドゥカティ」からヒントを得ている。
文/Webikeプラス編集部ドゥカティのマッスル・ロードスターがさらに魅力的に進化
今回、ドイツのケルンで開幕したインターモト・モーターサイクル・ショーで発表されたのは、「ディアベルV4」の2025年モデルの新色となる「ブラック・ロードスター・カラー」だ。チェントロスティーレ・ドゥカティ(ドゥカティ・スタイルセンター)によって作成された新しいグラフィックは、イタリアのボルゴ・パニガーレを拠点とするドゥカティとディアベルの歴史に関連したカラーを採用している。
歴代レーシングモデルの「ジャッロ・ドゥカティ」からヒントを得たグラフィックが、燃料タンクとテールおよびサイドパネルのストライプに施され、ブラックおよびチタニウム・トーンを基調としたカラーリングのアクセントとなっている。さらに、刷新したシート地は妥協を排したデザインとして完成させてディアベルにさらなる個性を与えている。
ディアベルV4は、MotoGPマシンのデスモセディチから派生し、高度に洗練された1,158cc V4グランツーリスモ・エンジンを搭載。ツインパルスと呼ばれる点火順序と、専用の4本出しサイレンサーを備えたエグゾースト・システムにより、ディアベルは独自のサウンドを奏でている。ディアベルV4のもう一つの特徴は、巨大な240/45リア・タイヤだ。表面に研磨加工が施された5スポーク・アロイホイールは、もっとも洗練されたデザイン要素のひとつとなっている。
ディアベルV4は、発売からわずか2年で、建築とデザインの博物館、「Chicago Athenaeum」(シカゴ・アセニアム)によるグッドデザイン・アワードに加え、ドイツ・デザイン・アワード2024の特別賞(優秀プロダクト・デザイン部門)、レッド・ドット・アワード2024の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞。これらの賞は、先代ディアベルが獲得した賞とともに、ドゥカティのデザインが世界中で非常に高く評価されていることを証明している。
ディアベルV4 ブラック・ロードスター・カラー 詳細
・シート高:790mm
・車重:223kg
・エンジン:水冷4ストローク90度V型4気筒 1158cc
・最高出力:168PS/10750rpm
・最大トルク:12.8kgm/7500rpm
・燃料タンク容量:20.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=240/45 ZR17
・価格:317万3000円
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
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