■大相撲夏場所・11日目(22日、両国国技館)

優勝争いトップの新小結・大の里(23・二所ノ関)は大関・豊昇龍(25・立浪)に下手投げで敗れ、8勝3敗で一歩後退となった。

2敗で大の里と並んでいた前頭10枚目の湘南乃海(26・高田川)が同じく2敗の前頭16枚目・宝富士(37・伊勢ヶ濱)との“2敗対決”を小手投げで制し、2敗を守った。

これで湘南乃海が唯一の2敗力士となり、優勝争い単独トップに。8勝3敗で琴櫻、大の里、宝富士、欧勝馬、御嶽海、大栄翔の6人が並んだ。

史上最速Vを狙う大の里は過去2戦2敗の豊昇龍に立ち合いすぐに右の下手を取られ、下手投げに屈した。豊昇龍の強烈な投げに181kgの大の里が宙に浮き、館内はどよめきに包まれた。明日12日目、大の里は宝富士と対戦する。

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