■第32回金栗記念選抜陸上中長距離大会2024(13日、熊本・えがお健康スタジアム)

3月に順天堂大を卒業した三浦龍司(22、SUBARU)が本業の3000m障害ではなく、1500mに出場し3分39秒78をマーク。“社会人デビュー戦”で日本人トップの2位に入った。

世界陸上ブダペスト(23年8月)の3000m障害で6位入賞の三浦は、今年からSUBARUに入社。入社後初レースとなり、22年の自己ベスト(3分36秒56)には届かなかったが「今年初めてのトラックレースだったので、試合勘を取り戻すための大会だった。なかなか出だしとしては良い走りだったかな」と手応えを感じたようだ。

序盤はペースメーカーのすぐ後ろでスピードをキープ。800mを過ぎてギアを上げると、最後は東京五輪南スーダン代表のグエム・アブラハム(24、阿見AC)に抜かれたが、日本人トップでフィニッシュ。

タイムについては「(3分)40秒を切るのをひとつの目標としていたので、収穫のあったレースだった」と振り返った。パリ五輪イヤーの今年の抱負について「2024年は待ち望んでいた年。パリ五輪でメダルを獲れるように頑張っていきたい」と強く意気込んだ。

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