グラウンドからの土ぼこりが近隣住民の生活に悪影響を及ぼすという事で、沖縄県の高校が人工芝のグラウンドを整備しました。

甲子園で春夏連覇も果たした野球の名門、興南高校では、グラウンドが住宅地に隣接しているため、これまで、土ぼこりが近隣住民の生活に悪影響を及ぼしていました。


そのため、興南高校では、グランドのおよそ4分の3に人工芝を敷きつめて土ぼこりを抑えられるよう整備したほか、生徒の熱中症対策にもなる霧状の散水設備を設置しました。


【学校法人興南学園 我喜屋優 理事長】
「沖縄では高校のグラウンドとして人工芝は初めてです。これからの高校野球はグラウンドも、地域対策ということで人工芝が普及してくれると思います。」

沖縄県内の高校でグラウンドに人工芝を使用したのは興南高校が初めてで、13日に完成式典でお披露目された後、さっそく午後から野球部が紅白戦で人工芝の感触を確かめたということです。

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