■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第1週(日本時間19日、トルコ)
 
パリ五輪の切符を懸けた最後の戦い、ネーションズリーグで女子日本代表(世界ランク8位)はポーランド(同3位)と対戦し、セットカウント0ー3のストレート負けを喫し(24-26、20‐25、23‐25)、トルコラウンドを3勝1敗で終えた。試合後、眞鍋政義監督(60)、主将の古賀紗理那(27)、リベロの小島満菜美(29)、石川真佑(24)が取材に応じた。

トルコラウンド初黒星を喫した眞鍋政義監督

Q.第1セットは逆転を許してそこからストレート負け。ゲームを振り返って
眞鍋:
やはり1セット目の終盤ですよね。あそこの連続失点がやはり大きいと思いますね。

Q.ポーランドのブロックの高さに対しどういった展開でいこうと
眞鍋:
やはり早い展開でセッターからのブロックにかからないようにというふうに言ってたんですけれども、やはりかなり被ブロックが多かったですね。

ポーランド戦はわずか5得点に終わった古賀紗理那

Q.勝負を分けたポイントは?
古賀:
今日の試合に関しては、これまでの3戦に比べてサイドの選手のブロック力はすごくあって、そこを打破できなかったっていうところと。9m幅のオフェンスとパイプというところを今日のテーマにして試合に入ったんですけど、そこがうまくできなかったのが今日の敗因というか、スパイク決定率が苦しくなったところかなと思います。

Q.相手のマークに対しどういうふうに点を取っていこうと?
古賀:
ポーランドのローテーションと日本のローテーションで、向こうのプロ選手と2回か3回マッチアップするところだったんですけど、やっぱちょっとスロット変えてオフェンスするとか、バックアタックのところで点を取っていきたいなっていうふうに考えて今日は入りました。

Q.マカオラウンドに向けての意気込み
古賀:
トルコ大会3戦勝って、1敗したんですけどこのトルコ大会で良かったところと課題っていうところをしっかりチームで整理して、こうした方がいいんじゃないかっていうのをしっかりチームで話して改善しながら、少しずつ成長してしっかり勝つっていうところまで持っていきたいなと思います。

好レシーブを何度も見せたリベロ・小島満菜美

Q.今日のプレーを振り返って
小島:
ポーランドはオフェンス力のあるチームだったので、やっぱりこっちがオフェンス決まるまで粘り強くやりたいと思っていたんですけど、いい場面もあったんですけど最後決めきるところまで粘れなかったところは、少し一つ敗因かなというふうに思ってます。

Q.常にあの声をかけていましたが
小島:
もちろん雰囲気作りのところは意識してやったんですけど、もっともっとみんなを巻き込んでやりたいなというふうに思っています。

Q.マカオラウンドに向けての意気込みを
小島:
最初やはり3連勝できたところは自分たちの自信にして、今日の負けっていうところから次週の試合に向けて修正すればいいと思っているので、この課題にしっかりと向き合ってこの1週間いい準備をして、次の試合に臨みたいなというふうに思ってます。

チーム最多14得点の石川真佑

Q.アタックや守備で非常に光るものが随所にあったと思うが?
石川:
攻撃の所で前半決めきれずにラリーが続いて相手に切られたケースが多くて、そういった中でも自分たちがディフェンスをどれだけできるか、どれだけ攻撃に繋げられるかっていう所はすごく大事だなと改めて思いました。

Q.ポーランドはスパイクの打点も高くブロックの上から打たれることも多かったが?
石川:
相手の打点が高かったので、それに対して自分たちのブロックの上からっていう所もありましたし、ブロックの間や相手の体の向きをしっかり見ながらディフェンスしていたんですけど、後半は動きすぎてしまって、取れるボールが取れなかったり、勝手に自分の勘で動いてしまっている所もあったので、もう少し相手の体の向きや打ってくるコースを最後までしっかり判断できればよかったなと思います。

Q.マカオラウンドに向けて意気込みを。
石川:
今度からはブラジルや中国といった高いチームと当たるので、そういった所でのブロックディフェンスや、今日はコンビの精度が合わない所もあったので、日本に帰ってから一回修正して、もう一段階質の高いバレーをしていけたらいいなと思います。

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