広島を拠点にするパリオリンピック候補の1人が、国泰寺高校出身、広島大学の21歳、山本匠真 です。初めて日の丸を背負った世界リレーの決勝で日本を上位入賞させる走りを見せました。

カリブの島国バハマで開催された世界リレー。日本は、男子400mリレーで決勝に進出。広島大学の山本匠真は、予選を走ったサニブラウンに代わり日本の第1走者としてエントリー。パリオリンピックに向けてとても重要な決勝の舞台に抜てきされました。

初めて日の丸を背負ってのレースとなった山本ですが、世界の強者に食らいつきます。3着でフィニッシュしたイタリアが失格となったため、日本は繰り上げで4位。3位のフランスにわずか0.01秒差でメダルは逃しますが、夏の本番パリオリンピックでの表彰台へ、手応えを得るレースとなりました。

広島大学 工学部4年 山本匠真 選手
― どのような気持ちで走りました?
「今回はサニブラウンさんの代わりに急きょ走らせていただく形になったんですけれども、自分のやるべきことをやってしっかりと、初の世界の舞台だったのでけっこう緊張していたんですけども、その中でも自分の走りができるように集中しました」

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坂上俊次 アナウンサー
うれしいですね。国泰寺高校から広島大学、山本匠真 選手。

青山高治 キャスター
ものすごく広島の子って感じがしますね。

坂上俊次 アナウンサー
そして、女子100mハードル日本記録保持者の 福部真子 は皆実高校出身です。こんな2人が世界で戦う「ゴールデングランプリ陸上」が、5月19日(日)午後2時半から放送されます。2人のほかにも110mハードルの 高山峻野 選手、走り高跳びの 真野友博 選手など、パリオリンピックを狙う広島出身アスリートがたくさん出場します。

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