広島カープが勝った翌日にお伝えするヒーローインタビュー。5月8日のヒーローは、今シーズン初勝利の 大瀬良大地 投手でした。
広島カープ 大瀬良大地 投手
― 今季初勝利、おめでとうございます。
「ありがとうございます」
― ナイスピッチングでした。振り返って。
「最初の方は先頭(打者)を出すイニングが多かったんですけど、なんとか粘り強くと思って投げていました」
― ひじの手術があっての今シーズン。肌寒い甲子園で半そで、元気いっぱい?
「本当に手術が終わってから、たくさんの人に支えられて、きょうまで来ましたので、元気にマウンドに立つことができていますし、半そで…、そうですね、まあ、投げやすいので半そでで投げているんですけど、本当にみなさんに感謝しています」
― 節目の1000奪三振。
「三振を取るタイプのピッチャーではないので、あまりこだわりはないんですけども、本当にたくさんの人に支えられて、ここまでこれたなと感謝の気持ちでいっぱいです」
― 7回の攻撃の場面、チャンスで2アウト。代打かなというところ、そのまま打席に行く、新井監督の “男気さい配” 。
「正直、変わるのかなって思っていたんですけど、行かせてもらって、もちろん打てたらよかったんですけど、そう簡単に打たせてくれるような…桐敷くんもいいボールを投げていましたし…。アウトになったんですけど、いいリズムで次のイニングを抑えることができればチャンスが来るかなと思って、次のイニング、がんばりました」
― チャンスが来て勝ち越し。小園選手のタイムリーや若い選手たちの躍動も。打線にどんな言葉を送りたい?
「先制を打ってくれた(中村)健人のホームランも直後に点を取られて台無しにしてしまって、申し訳ないなっていうふうな思いもあったんですけど、とにかく粘り強く投げて、チームが勝ってくれるようにと思って投げて、本当に3点取ってくれて感謝したいと思います」
― 敵地・甲子園で首位相手に連勝。初白星。チームにどうつなげていきたい?
「そうですね、ぼく自身もきょうの勝ちをきっかけに勢いに乗っていきたいと思いますし、チームもまだまだこんなもんじゃないと思うので、ファンのみなさんの声援を背に受けながら一戦一戦、戦っていきたいと思います」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
ここで大瀬良投手に今シーズン初勝利がついたというのは本当に大きかったです。
コメンテーター レイチェル・ニコルソン さん(翻訳者)
本当によかったです。性格がすごく謙虚で、「みなさんのおかげで」ってキャラも素敵だし、この活躍とかも強調されるべきだなと思います。
青山高治 キャスター
背中をチームメイトに見せているわけですもんね。
中根夕希 キャスター
その結果の1000奪三振だと思うんですけれども、大瀬良投手って投球も性格もそうなんですけど、みなさんの精神的な支えになっているところもあるんだろうなと思うので、そういった意味で、勝ちでこの記録を作れてよかったなと思います。
青山高治 キャスター
常に真面目で真剣で。ぼくだったら、このへん(背後)に映るスラィリーが気になってしょうがないですよ、チラチラ、チラチラと(笑)
中根夕希 キャスター
見えていましたね。では、ヒーローダービー。大瀬良投手、初ヒーローです。
ヒーローダービー(広島カープ)
アドゥワ誠 2
床田寛樹 1
塹江敦哉 1
益田武尚 1
森下暢仁 3
島内颯太郎 1
大瀬良大地 1
秋山翔吾 2
野間峻祥 1
矢野雅哉 1
松山竜平 2
田村俊介 1
坂倉将吾 1
宇草孔基 2
青山高治 キャスター
きのうのようなヒーローインタビューをこれから何度も何度も見たいです。
中根夕希 キャスター
まだまだシーズン長いですから。
青山高治 キャスター
こうやってヒーローの人数、そして、それぞれのヒーローインタビューの回数が増えていくってのがまた楽しみです。
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