■MLB ドジャース 3ー1 マーリンズ(日本時間9日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム)

ドジャース・大谷翔平(29)が9日(日本時間)、本拠地のマーリンズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。4打数無安打で打率は.355。今季初となる2試合連続ノーヒットに終わった。チームは今季最長の7連勝で貯金を「13」に伸ばした。

前日8日(同)は7試合ぶりのノーヒットだった大谷、この日、マーリンズの先発は左腕R.ウェザーズ(24)。2021年に1度だけ対戦し、2打数無安打1三振だった。1回の第1打席、カウント3-1から外角低めのストレートを見逃し、一塁に歩こうとしたが際どいコースをストライク判定。さらに6球目も外角のストレートを見逃すがここもストライク。厳しいコースを攻められ、見逃し三振に倒れた。

3回、第2打席は内角攻めでカウント1-2と追い込まれると、4球目は外角に逃げていくスイーパーで空振り三振。大谷は2打席連続の三振に打ち取られた。

1対1の同点で迎えた6回、1死走者なしで迎えた第3打席、ウェザーズの球数も80球近くなってきたが球威の衰えはなく、フルカウントからの6球目、155キロのストレートに三塁側にファール。2打席目で打ち取られたスイーパーも頭に入れつつ、8球目、156キロのストレートを逆方向に弾き返したがいい当たりもレフト正面のライナー。打ち取られたがしっかり強いスイングを見せた。

チームは大谷が打つ取られた2死から3番・F.フリーマン(34)がツーベースで出塁すると、4番・T.ヘルナンデス(31)が勝ち越しとなる10号ツーラン。大谷に1本差に迫った。

3打席ノーヒットで迎えた8回の第4打席、マーリンズ3人目、左腕のA.ナーディ(25)と対戦。カウント2-2から外角高めのストレートに差し込まれてレフトファールフライに倒れた。大谷は4打数無安打で打率は.355。今季初となる2試合連続ノーヒットに終わった。チームは2点差を守り切り、今季最長の7連勝、貯金を「13」に伸ばした。

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