■プロ野球 DeNA 6-5 ヤクルト(6日・横浜スタジアム)
DeNAはヤクルトに逆転勝利し、勝率5割復帰となった。試合は1点を追う2回裏、5番・宮﨑敏郎(35)が左二塁打、6番・筒香嘉智(32)が四球を選びチャンスを作ると7番・伊藤光(35)の適時打で同点。続く8番・京田陽太(30)の中犠飛で勝ち越した。しかし直後の3回表に5番・サンタナ(31)に第3号2ラン本塁打を浴びると逆転を許し、さらに終盤7回、8回にも得点を奪われリードを広げられた。3点を追う8回裏、3番・佐野恵太(29)の適時打で1点を返すと2死一、二塁から筒香に3ラン本塁打が飛び出し、再び逆転に成功。試合を決める一打となった。
この日から5年ぶりにDeNAに復帰した筒香が一軍合流。筒香は6番・左翼手でスタメン出場となった。筒香は初打席となった2回裏、得点のチャンスを広げる四球を選択。7回裏には左中間フェンス直撃の二塁打となる大きな当たりを見せた。
ジャクソンの立ち上がりは先頭の西川遥輝(32)を空振り三振に。2番・丸山和郁(24)を左飛、3番・オスナ(31)を三ゴロに打ち取り三者凡退に抑えた。
その裏、打線は1番・桑原将志(30)は捕邪飛、2番・蝦名達夫(26)は三ゴロ。3番・佐野は中飛に終わり三者凡退となった。
しかし2回表、4番・村上宗隆(24)、5番・サンタナに連続四球を与えると1死一、二塁から7番・北村拓己(28)にも四球を与え満塁に。さらに8番・中村悠平(33)にも四球。押し出しで先制点を与えた。しかし後続の9番・石川、1番・西川を二者連続の空振り三振に抑え最少失点で凌いだ。
直後の2回裏、1死から5番・宮﨑に左二塁打が飛び出し得点圏に走者を置き、一軍合流後、初打席の6番・筒香を迎えた。筒香はボールを見極め四球。1死一、二塁とチャンスを拡大させた。7番・伊藤はフルカウントから9球目をレフトへ運び適時二塁打に。同点に追いついた。さらに8番・京田の中犠飛で勝ち越しに成功した。
1点リードで迎えた3回表、2死一塁から5番・サンタナにセンターへの第3号2ラン本塁打が飛び出し逆転を許した。
中盤6回からは2番手・徳山壮磨(24)がマウンドに上がると先頭のサンタナに右安打を放たれるも後続を抑え無失点で切り抜けた。
しかし7回表に2死一、二塁から3番手・石川達也(26)がマウンドに上がると4番・村上にセンターへの適時打を放たれ2点差に広げられた。
その裏には1死走者無しから6番・筒香に左中間フェンス直撃の二塁打、7番・伊藤に左安打が飛び出すなどチャンスを作ったが得点することができず。好機を逃した。
8回表には4番手・三嶋一輝(33)がマウンドに上がるも2死二塁から9番・塩見泰隆(30)にセンターに適時打を放たれさらに点差を広げられた。
その裏、反撃を狙う打線は1死走者無しから2番・蝦名に左二塁打が飛び出すと続く3番・佐野がライトへの適時打を放ち1点を返し5ー3に。4番・牧は空振り三振に倒れるも5番・宮﨑が四球を選び2死一、二塁で6番・筒香に打席が回った。筒香はエスパーダ(27)が投じた初球を右中間スタンドに。逆転3ラン本塁打を放ち、試合の流れを一気に変えた。
最終回は5番手・森原康平(32)が走者を出すも無失点に抑え、試合終了。
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